アマゾン店担当者です。
2022年の4月に「シマノ社製品 QRコードについて」というタイトルでブログを書いたことがありました。重ねてとなりますが、これはシマノのQRコードは「模倣品への取り組み」と「取扱説明書」がありますので混同されませんようにということと、真贋判定シール(スマートラベル)はペダル及びクリートに貼付されていると書かれているものの全てではありませんよ、という案内をしたものとなります。
そのブログを書いてから約4年ほど経過して、つい先日お客様からお問い合わせいただいたことを糸口に分かったことを追記しておこうと思いまして、今回の記事は前回のアップデートと申しますか、前回の補足版的な内容となります。
まずは対象モデル。シマノ社の「模倣品への取り組み」では相変わらず「ペダル及びクリート」となっていますが、やはり正確ではありません。先ずはペダルですが、国内工場で生産されているモデル(パートナンバーがIから始まるモデル。一例としてはIPDR9100)は現時点でもスマートラベルは貼付されていません。これは2022年時点では存在しなかったXTRグレードのPD-M9200やPD-M9220も貼付されておらず、最近発売されたSAINTグレードのPD-G8040(パートナンバーはEPDM8040)やXTグレードのPD-M8240(EPDM8240)には貼付されている為、国内工場を表すパートナンバーがIから始まるモデルと海外工場を表すパートナンバーがEから始まるモデルで明確に分けられていると思います。

上段左からPD-M9200S1(IPDM9100S1)、PD-M9200(IPDM9200)、PD-M9220(IPDM9220)、下段左からPD-M8240(EPDM8240)、PD-G8040(EPDG8040)。下段のペダルにはパッケージ表面にスマートラベルが貼付されていますが、XTRペダルには貼付されていませんね。

裏側。撮ってはいませんが、側面、上面、底面もスマートラベルは貼付されていません。


パートナンバーのアップ画像。見切れてしまったところもありますが、XTRはIから始まり、XTとSAINTはEから始まっています。これ、別にXTとSAINTグレード全体が海外工場品ってわけではなく、あくまでもペダルは海外工場生産であって、同シリーズのXTやSAINTのコンポーネントはIから始まっています。
次にクリートですが、こちらは前回と異なります。2022年4月時点では「Eから始まるペダル及びクリート」と書きましたが、2025年夏に発売されたSPDクリート・CL-MT001には何故かスマートラベルは貼付されていません。



ということで、2026年7月末時点では「海外工場生産品のペダル及びCL-MT001を除くクリート」にスマートラベルが貼付されているということになりそうです。誤っていたらまたどこかで訂正します。
ここからが本題です。
本日弊社よりPD-T8000をお買い上げいただきましたお客様より、スマートラベルのQRコードをアプリで読み取ったら、1回目から登録されていない警告、つまり偽物の疑いありが表示されたとのお問い合わせをいただきました。お客様は念の為2回読み取られたようですが、やはり同じ結果となったとのこと。

過去にクリートで確認をしたことはあった(勿論正規品判定となった)もののペダルは試したことがなく、弊社在庫のPD-T8000を判定アプリで読み取ると・・・なんと登録されていない警告。念のためもう1点試してみたのですが、やはり同じ結果に。ふと気になってPD-T8000と同日に仕入れていたPD-M8120を読み取ると、これまた警告。

これはどういうことかと調べた結果、「判定期間切れ」とのこと。エエェ・・・

上記のスクリーンショットはシマノの模倣品への取り組みから切り取ったものですが、確かに最大スキャン可能数を超過しているか、判定期間切れ、もしくは偽物と書いてある。
ではこのスマートラベルが発行されてからどの程度が判定期間内なのかって話ですが、これは非公開なんで分かりません。頑張ったら製造年月のアルファベットからアタリを付けて導き出すことは出来るかもしれませんが、最大スキャン上限が1ラベルごとに3回しか無いわけで、結構な犠牲を払わなきゃいけないことになるかもしれません。PD-T8000とPD-M8120の仕入れが2024年の12月、メーカーが生産してから代理店への移動、メーカー、代理店、販売店の滞留期間、スマートラベルが導入された年月とかを考慮していくと・・・短くて3年、長くて5年くらいか。3回が上限というのも不満が残りますが、期限も短くないか・・・?
それはさておき、スキャン回数の超過や判定期間切れの時はどうしたらええねやという話です。その場合は、シリアルナンバーで調べるという最終手段が残されているとのこと。

万が一シリアルナンバーを盗まれて悪用されてはシマノさんに迷惑がかかると思い少し細工をしていますが、シリアルナンバーをシマノお客様相談窓口へ問い合わせることで真贋を判定することも出来るようです。期間切れと思われる理由でスマートラベルでの判定が出来なくなってしまったよという場合、いきなりシマノお客様相談窓口へお問い合わせいただいても良いですし、ひとまず販売店に問い合わせしてみて、それでも懸念を払拭できないのであればシマノお客様相談窓口へ問い合わせることで、スマートラベルが機能しなくても解決できるということをここに書き留めておきます。
しかし期間切れで偽物の可能性があると表示されるのが仕様なのは如何なものかと。この度のようにお問い合わせをいただける方であればその疑念を払拭することが出来る機会があるわけですが、左様でない方は偽物と判断し返品、更には「どこどこのショップで販売してるものは偽物の疑い有り!」みたいな情報を流布される可能性があるわけですよ。そうなると風評被害に繋がる可能性があるわけです。そもそも有効期間を設けないというのが最も良いわけですが、判定期間切れの場合は「QRコードの有効期間が過ぎています。販売店かシマノお客様相談窓口へお問い合わせ下さい」みたいにシリアルナンバー登録の無い場合と異なる表示にしていただけると販売店としてはありがたいです。より良い状況となるよう、優秀且つ容姿端麗なシマノセールス社の弊社担当営業さんに改善要望をお伝えしておりますので、今後に期待したいところです。
この度お問い合わせいただいたお客様からは、真面目に取り組んでいるショップがあらぬ疑いをかけられるのは不憫だし、真贋で混乱を招くとなると通販を使いにくくなるという貴重なご意見をいただきました。お電話にてもお問い合わせいただけたことに御礼申し上げましたが、この補足版を書く機会をいただけた千葉県のM様には心より感謝申し上げます。
[追記]
その後千葉県のM様より、シマノお客様相談窓口にて真贋の判定をいただけたとのご報告をいただきました。ご懸念が晴れて私としても安心致しました。
ご指摘いただきました箇所、修正致しました。追加でお買い求めいただきましたことも併せまして、重ね重ね御礼申し上げます。

















