KASKの新たなフラッグシップモデル、その名はELEMENTO(エレメント)

アマゾン店担当者です。

2014年にデビューしたPROTONE(プロトーネ)。2022年にPROTONE ICON(プロトーネ アイコン)としてマイナーチェンジを果たしたものの、今尚現行モデとして存在しています。これほどまでに長くフラッグシップとして君臨し続けているのはデザイン、性能ともに完成度が高かったからというより他が無いわけですが、進化という歩みを止めているわけではありませんでした。そして2023年5月、ついに登場したのがこのELEMENTO(エレメント)です。

存在自体は2022年の展示会時点で把握していました。イネオスが使ってるヘルメットって新型じゃない?と尋ねたところ、やっぱ気づきましたかとサンプルを見せてもらってたんですよね。

国内でのカラー展開は現時点ではブラック、ホワイト、レッドであり、このグリーンは未発売となります。

左がエレメント、右がプロトーネ アイコンです。

プロトーネの発展型というだけあって、デザインはよく似ています。ではプロトーネアイコンと何が違うのか?

まずは新素材、FLUID CARBON12の採用。各部位がジョイントによって繋がるFLUID CARBON12は衝撃を受けたときにヘルメット全体に均等に衝撃を分散させる機能、つまりエネルギーを吸収する能力に優れています。

撮影が下手なので分かりにくいですが、FLUID CARBON12の採用によって頭頂部付近のEPSフォームが少なくなっている→頭とヘルメットとの間に空間が出来ることから換気に効果的であり、快適性にも貢献するわけです。

そしてもう一つはMULTIPODインナーパッド。

これは格子状の3Dプリントパッドで、直線的衝撃とねじれ衝撃の吸収に長け、その特性はあらゆる方向からの衝撃に対して発揮します。また通気性にも優れており、FLUID CARBON12の特性と相まってヘルメット内部の温度調節にも貢献。

この最新のヘルメット、私も試着はしてみましたが、KASK特有の深く被っている感は相変わらずとても強く、とても硬いものを深く被っている、そんな感覚を覚えました。使用したわけではないので通気性は分かりませんが、ヘルメット内部に設けられた空間はやはり良いエアフロ―が期待できると感じています。

一つだけ気になるのは重量はプロトーネより重い(Mサイズで260g、Lサイズで300g)という点ですが、高次元での快適性、エアロダイナミクス、安全性、そして相変わらず優れたフィット感とデザイン性はKASKの新たなフラッグシップとして相応しいと言えるのではないでしょうか。

こちらは現在楽天店のみで出品中です(2023年6月5日時点/ホワイトは入荷待ちです)。

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