@修理
H24/07/21更新-事後画像を追加
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◎5月頃から「事故に遭った」という修理・見積もりが増えています。
自動車や自転車との接触、余所見をしていて壁に衝突等など。
なかには怪我負ってしまった方もいらっしゃいました・・・。
自転車は安全に使えばとても便利な乗り物ですが、
扱い方を間違えれば凶器にもなります。
交通ルールに従って楽しく乗りましょう!
さて、今回の修理について。
まずこちら、
2つ目の画像で茶ダンボールの上においてある二股に割れているパイプが
「フォーク」と呼ばれるパーツです。
前輪やフレームを支える重要なパーツです。
フォーク部分とフレーム部分を合わせてフレームセットと呼ばれたりします。
次にこれは、
フォーク部分だけの画像になります。
右は正常、左は変形したフォークです。
左は内側に大きく曲がっているものや、左右に歪んでしまっています。
主に衝突や転倒で起こってしまう症状です。
このように歪んだ状態では直進走行性を失い、安定しません。
最悪の場合は、無理やり曲げられて塗装が剥げた部分から腐食して折れてしまいます。
(強度不足で突然折れます)
放って置くと危ないのですぐにでも交換が必要です。
ただし、交換修理は、フレームや部品に損傷がない場合に限ります。
特に大きな転倒があった場合は要注意です。
塗装の内側や組付けで見えないところでひび割れ(クラック)がある場合があります。
可能なら買い替えが一番安全で確実です。
ですが、予算のご都合などあると思いますので、ご相談ください。
▲交換
・防錆や固着防止の処置をして組み替えます。
雨に塗れなくても、湿気や汗が浸透したりもします。
▲事後画像
・フォークが曲がったまま長期間使っていたので
サビてしまっています。
パンク修理で持ち込みされた自転車でしたが、
ご本人は特に気にしていなかったようです。
乗ってみると真っ直ぐ走れず常にハンドルを押さえていないといけないぐらい
乗りにくかったのですが・・・。
走行が安定しないのはとても危ないので、
気になるところがあれば些細なことでもご相談ください!