アマゾン店担当者です。
先々週のタイヤまみれはこんな感じになりました。
まだ入荷してないモデルも多々ありますが、
Vittoriaのグラフェンモデルやミシュランの新作「POWER」エンデュランスの25C レッドが入荷してきたりと在庫置き場が少し華やかに。
最後の一台だったDahon Mu Elite リキッドブラックが巣立ってしまいました。再手配を行いところですが、代理店であるアキボウさんは既に完売。流線型にドロップバー、セミディープリム、フリーのラチェット音。全部イカしてます。
ここで今日の主役。
かねてより手配していたオウルアイ社のルナ600、シルバーも展開されてますが、ブラックだけ先に入荷してきました。
新製品が入荷するととりあえず触りたくなる。モノを販売する立場としてある程度説明出来るように心掛けることは当然ですが、単純に興味が湧いたの方が動機としては強いことが多いです。このライト、カタログには掲載されていたものの展示会でも実物が間に合わなかったようで、実物を目にするのはこれが初。
セット内容はライト本体、ニッケル水素単4乾電池が4本、ブラケット、USB充電ケーブル。カタログで見てた時、ボディは金属なのかな(シルバーのカラーネームはチタニウムアロイですから)と思ってましたが、プラスチック(樹脂?)でした。嘘言っても仕方ないので率直に言うと、カタログよりも実物は安っぽく感じました。
が、このライトは外観の高級感をウリにしているわけではない。対向者に配慮されたレンズ加工も然ることながら、やはり最大の特徴は「電池が切れても単4電池を4本調達すれば電源を確保出来る」ってところでしょう。出先でバッテリー残量が少なくなってきた・・・ そんな時に単4を4本もっておけば、もしくはコンビニがあれば解決しちゃうんですね。
この新作「ルナ600」、明るさという観点からすればオウルアイのモデルの中では立ち位置的にここらへんだろう。
左から「ハイブリッド3W」「ルナ600」「ハイラックス30」「ハイラックス18」。弊社で取り扱っているライトメーカーを一例に挙げると、キャットアイ社やMOON等は単純に価格が上がると明るさ(ルーメン値)が増えるといった感じですが、オウルアイ社はルーメン値も然ることながらそれぞれの特徴が少しずつ異なるところに面白さがあり、選択する難しさも兼ね備えている。ハイブリッド3Wはモデル中最強の明るさに加えて太陽光充電、ルナ600は十分な明るさに加えてバッテリーの自由度がある、ハイラックス30は街中では十分な明るさに加えて軽量且つコンパクト、ハイラックス18は豊富なカラーバリエーションでコーディネートを楽しめる。全てのモデルに共通して言えるのは、対向者が眩しくないようにレンズ加工によって配慮されており、○ファリンのように半分は優しさで出来ているところ。
では各モデルの大きさを実寸にて(目安程度に)。
ハイブリッドラックス・・・長さ:100mm、幅:45mm
ルナ600・・・長さ:80mm、横:49mm
ハイラックス30・・・長さ:73mm、横:42mm
ハイラックス18・・・長さ:67mm、横:50mm
だいたいこんな感じ。ルナ600、カタログからはもう少し小さいと想像してましたが、単4を4本横に入れることを考えると妥当です。
バッテリーケースの着脱、どうやったら外しやすいかなと試してる最中を盗撮されました。結果、
指で突起部分をスライドさせるより
手の腹全体でスライドさせてやると楽に外せる。この外した時に「如何にも外れました」といった感じで音が鳴る時と全く感触なくいつの間にか外れている時とあり、何かもっと良い方法があるのかもしれないと感じましたが、それはまた今度で。
ケースを空けたらこんな感じ→単4を4本入れたところ。
電池の外し方ですが、隙間が多い+側が見えている方から外して
その後-側を外すのが良いかなと。
バッテリーの蓋は爪を差し込んだ状態で
上からパチンと。
点灯チェック前にブラケットを確認。ここに嬉しい誤算が。
裏返してみた状態。今度は明るさではなく、ブラケットの違いから並び替えてみました。左からハイブリッド3W、ハイラックス30、ルナ600、ハイラックス18。
この中で例外としてブラケットを要しないのはハイラックス18で、
本体下部からニョキっと生えたバンドを本体上部に引っ掛けて固定するようになってます。これは充電の時にブラケットから外してやる必要がない(ハイブリッド3W除く)、これだけ持っておけば2台目、3台目に流用出来るといった利点もありますが、バンドが交換できるようになっていない為に千切れたら終了というデメリットもあります。
ハイブリッド3Wとハイラックス30はブラケットが共通なんですが、改良されたもののブラケットの着脱が結構固くて煩わしい。
外す時は嵌合部分を物理的に外す感じですが、板バネ部分が折れそうになる。上記の通り今は改良されて外しやすくはなってますが、私は2回折りました。ハイブリッド3Wはブラケットを外さなくとも充電出来ますが、ハイラックス30は出来ない(かなりやりづらい)んですよね。
で、ルナ600はどうなのか。左がハイブリッド3W&ハイラックス30用ブラケット、右がルナ600用ブラケット。嵌合の方法が全然違う。
丸い嵌合部分の切り欠きを合わせ、グルット90度回転させれば固定されるのだろう。
実際にやってみる。切り欠きを合わせて・・・
90度回転。
これは楽だ。
取り外しも簡単。USBケーブルの差し込み口がライト本体の下側にあるので、容易に着脱出来るのはありがたい!
給電口もMini USB(?)からMicro USBに変わった模様。
ハイラックス兄弟と共に概ねの光軸を合わせて照射。左からハイブリッド3W、ルナ600、ハイラックス30、ハイラックス18。
一斉の比較はまた今度として、他社製品と比較。比較対象は私の中で「スタンダード」と勝手に思ってる、キャットアイ社VOLT400 HL-EL400。
照射前はこんな状態。
オウルアイ ルナ600
キャットアイ ボルト400
ルナ600は最大600ルーメン、ボルト400は400ルーメン。数値だけ見れば1.5倍と思うでしょうが、結構見え方が違うと感じませんか?
スポットはルナ600>ボルト400ですが、照射範囲はルナ600<ボルト400。メーカーさんは新モデルが出る度に「○○カンデラ!○○ルーメン!」「前モデルより○倍明るい!」なんて文言と共に照射した様子の画像を掲載されることもありますが、他社と比べてどうのこうのといった比較は無いですし、画像見て「これホンマかいな」なんて疑わしいことも結構あります。こういうのは実際に試してみないと分からないもんだと思いますよ。
最後は上記で散々記した「優しさ半分」の証明を。
撮影していたのはまだ日が落ちていない時だったので窓を空き箱で防いでたんですが、その様子をまたも盗撮されました。
今回の壁はselle SMPの空き箱。1箱16個入りなので、この空箱を見るとそれなりに販売してきたんだなーと。
では実験開始。右手にVOLT400、左手にルナ600を持ってるので、左がVOLT400、右がルナ600となります。足元を照らしてる状態から
其々の光軸を合わせた状態で徐々に角度を上げていき、対向者からどのように見えるかといった実験です。
まだこの段階では殆ど違いはありませんが・・・
腕を50~60度あたりにした状態ではこんなにも違いが。
およそ90度。ボルト400が眩しすぎるだけで、ルナ600も強モードで点灯してます。
自分は対向車にも配慮したい、けどそれなりの明るさは確保したい、忙しくて充電を忘れてしまうこともある、夏休みにはナイトライドを計画している・・・
そんな方にお勧め出来るライトとなりそうです。
お取り寄せになるかと思われますが実店舗にても取り扱い可能ですので、名古屋にお住まいの方は是非ともお立ち寄り下さいませ。
名東店 名古屋市名東区猪子石2-806 TEL:052-726-8081 FAX:052-726-8082
高針店 名古屋市名東区高針2-2413 TEL:052-734-6110 FAX:052-734-6120
今池店 名古屋市千種区春岡1-1-2 TEL:052-734-3340 FAX:052-734-3342
大須店 名古屋市中区松原2-22-15 TEL:052-684-7112 FAX:052-684-7113
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