歩けるビンディングシューズはどうですか?

こんにちは!
名東店、堀田さんです!

雪が降るとさすがに
「クロスバイクやロードバイクでの出勤は怖い」というチキンな堀田さん。

なので、昨日はマウンテンバイクで出勤しました。

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雪の中走るの超楽しい!
しっぽあったら振ってるわ!

雪に映える赤いペダルをぐいぐい踏んで、アイスバーンも越えますよ。
使ってるペダルが結構いいやつで、
足をしっかり噛み付くように受けてくれるので、ペダルから足が滑る心配もありません。
無事出勤しました。

けど、
もっとペダルが安定する方法がありますよね?
スポーツバイク初級者~中級者に行く途中で一度は考えるところ。

はい、ビンディングシューズです。

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私のとらえ方で言わせてもらえば、
「ペダルと靴が一体化したもの」という認識。
実際にはペダルの裏にある「クリート」と呼ばれる部品が
ビンディングペダルの機械部分で挟み込まれて「合体」する感じです。
ああ、「靴」という装備を通じて自転車と合体するって考え方もいいですね。

一般的なシマノのシューズで考えると、
ロード用のビンディングシューズは2種類あります。
「SPD」と「SPD-SL」の2種類。
SPD-SLは主にロード乗りが使ってますね。
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こちらの画像はSPD-SLのクリート(金具)。

SPDはマウンテンバイク乗りにはメジャーだと思います。
まぁ、ロード乗りも使ってることは少なくないです。
SPDに比べるとSPD-SLの方が「合体」機構がしっかりしてて、
合体の強さ(遊びの幅)なんかも選べたり、
がっちりキャッチされてる感は強いです。
SPDペダルが一点でシューズとくっついてるのに対して、
もうちょっと広めの「面」で合体してるので、
より踏む力が伝わり、疲れも少し軽くなります。
より一層「自転車専用」という感じ。
ただ、ペダル裏の金具(クリート)が大きく突き出してるので、自転車を降りたときに歩くのは困難です。
ペンギンみたいな歩き方になります。
女子がやってたらかわいいかもしれないですけど、まぁ、基本的には間抜けです。
一応専用のカバーを付けるとかで歩けるようにも出来ますが、
靴底もとても(漕ぐ力が伝わるように)硬くて
基本的には歩くことはあまり考えない仕様。

そこに対してSPDのほうは金具(クリート)の周りを土手のように靴裏素材が囲んでるので、
平らなフロアであれば金具(クリート)が地面に当たることは少なく、
一応ペンギンにならずに人間として歩くことができます。
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画像はSPDのクリート(金具)。
SPD-SLに比べて小さめです。

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SPDタイプのシューズはモノによっては、歩くことも考えられているので、
歩く状況が発生しがちなMTB乗りには重要だと思います。
ロード乗りでも出かけた先で「歩く」のならばこちらの方がいい場合が多いのかと。
「歩くことを考慮に入れたビンディングシューズ」ということになりますかね。
で、
そういったモデルなら街用でも使えるかな…

…って思う所でもう一個のハードルが出てきます。
デザイン性です。
自転車を走らせるために作られた靴ですので、
そういうデザインになっています。
街中をカジュアルに歩くにはちょっと恥ずかしいものがあります。
「街中で」って考えるとお洒落レベルのパラメーターが低い。

んー、でも、
中には例外的におしゃれなシューズもありますね。
たとえば名東店で扱ってるGIROのシューズ。

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これは見た感じは普通の「かっこいいスニーカー」です。

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横顔も素敵。

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もちろん足の裏部分に使われてる素材は普通のスニーカーと異なり
かっちりしっかりしてるので、
漕ぐ力を極力逃がさず自転車にばっちりつたえます。

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「最初っから ガチ自転車乗り っぽいのはちょっと…」っていう人にはお勧めの品だなぁ、と思ってます。
見た目が、デザインが優れてるので街中普段使いでも履きたいくらいですけど、
自転車用のシューズは作りがしっかりしている事でお値段もするので、
ちょっともったいないのかな?
いや、だからこそそれを街中で平然とやってたら、よりドレッシーってことになるか。

ビンディングシューズ、考えてみませんか?
実際に必要かというと、必ずしも「必要」ではないんですけど、
使ってみたときの自己満足感の高ぶりは半端ない、と言い切りますよ。
より速い、より遠くへと走る、高みを目指すのにもいいですし、
より楽しむ、充実のためのアイテムとしてもおすすめです。
ビンディング部分をガチャっとはめたり、
バチっと外したりとか、初めての人なら嬉しくて脳内麻薬があふれ出します。
初めてのビンディングシューズ、ご相談に乗りますよ。

ビンディングシューズを使うようになると、
どこかで一度
「ビンディングシューズを付けてることを忘れてしまって、止まった時に転ぶ」と言う
「立ちゴケ」と呼ばれる状況におちいるかもしれません。
けど、それは「あー、私も自転車乗りになったんだな」と嬉しく感じられる瞬間になりますよ。
心の日記にしばらく残ります。
あるいはずっと。

 

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