こんにちは。
名東店、堀田さんです。
今日は自転車での防寒対策について書きますね。
ママチャリで通勤レベルならばともかく、
クロスバイクとかで走るとかなりのスピードになります。
これって無風の日でも、自分が風を作ってる形になりますよね。
風が強い時って、
氷点下気温でなくとも体感温度はかなり下がっちゃいます。
「ミスナールの計算式」って言う
風力と気温と湿度からの体感温度を計算する式があるのですが、
「 体感温度 = 37 – (37 – t) / (0.68 – 0.0014*h + 1/A) – 0.29 * t * (1 – h/100) 」
と、
ちょっと難しいのでスルーしてください。
式に実際の数字を当てはめた結果だけ見てくれればいいです。
気温が10度、湿度が50の日に風速20m/sの状況では。
体感温度は「-4.4℃」になっちゃいます。
気温や湿度はこのテキストを書いてる今の状況、
2月頭では標準的な感じです。
風速20m/sってのは台風に近いレベルですが、
ロードバイクでは起こせる状況。
体感温度は余裕でマイナス。
風速10m/sくらいでも結構寒いのかな?
計算したところ「-2.3℃」という結果。
あれ、あんまり変わらない?
風速5メートルだと…「0.3℃」
やっと氷点下ではなくなりました。
まぁ、簡単に言うと
「ちょっと走っただけで結構寒い」って事になります。
「 知ってた 」
って声が聞こえてきそうな結末。
めんどくさい計算とかしてないで最初からこう言えばよかったかな。
ともあれ、
簡単に氷点下気温(体感)の状況が作り出せちゃう乗り物なわけです。
防寒装備の事を考えないわけにはいきません。
まず、自転車用のジャケット。
専用の物があります。
写真は堀田さん愛用のパールイズミ(pearlizumi)のジャケット。
その名もウィンドブレークジャケット。
普通のダウンジャケットや革ジャンではだめなのか?
「防寒」的な側面でいうと「駄目じゃない」です、実は。
じゃあ自転車用のジャケットの必要性は? と、なってきますね。
これは実は防寒とは逆の面で必要になるんです。
放熱、です。
革ジャンとか着て自転車乗ってると、充分暖かく、
腕や胸は快適です。
が、背中だけはむしろ暑い。
冬なのに汗だくになっちゃう。
後で冷えてかえって寒い状況が発生しちゃうんです。
それに対して自転車用のジャケットって
全面や腕部分は空気を通さないようになってて、
そのくせ背中は蒸気をうまく逃がしてくれるようにメッシュ加工されてたりします。
この写真のジャケットだと、黒い部分は風を通さず、
黄色の部分は蒸気を外に逃がしてくれる設計です。
賢い!
そして背中側の生地が前側よりもちょっと長い。
これは自転車で前のめりの姿勢になってる状況でも、
服の裾から背中が出ちゃうってことを避けられます。
ダウンとか革ジャンとか暖かいって言っても、背中出ちゃえば寒い。
もっと寒い時はジャケットの上にウインドブレーカーを着ます。
堀田さんのはSportful(スポルティフル)の物。
これは普通のウインドブレーカーでは駄目なのか?
・・・実は背中が出ちゃうってところ以外は駄目じゃなかったりします。
なんだったらホームセンターで売ってるヤッケ(新品に限る)とか
100円ショップで買ったレインコートを前後逆に着ても充分行ける。
じゃあ自転車用のとの大きな違いはというと、
・・・たたんだ時の大きさ。
もともとレース中でも自転車乗りながらたためる様になってるので、
そのままジャケットの背中のポケットに入っちゃいます。
わざわざ自転車を停めてリュックに入れる必要がない。
というか、リュックが必要ない。
なんか長いブログになっちゃったので
今回はここまでを「前半」として、後半に分けますね。
そう、我々は誰もが誰かの操り人形…って、それは傀儡(くぐつ)です。
<< この記事に関するお問い合わせ >>
ジテンシャデポ名東店
愛知県名古屋市名東区猪子石2-806 TEL:052-726-8081
営業時間:AM10:00~PM19:30 / 定休日:火曜日 通販可
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。