アマゾン店担当者です。
先日、日直商会さんの展示会に行ってきました。
開催場所は大阪・天満橋のOMM(大阪マーチャンダイズマート)ビル。前と同じ場所だ。
別室でインターマックスさんも展示会を開催しておられましたが、弊社は取引が無いので日直さんの会場へ直行。
カンパニョーロのレコードやコーラス等お高いものや
DOSUNライトの照射を試したりしつつ
今回最も驚かされたのはこの一品。特別席を陣取る1本のフロアポンプ。遠くからでもやたらと気になったのはライトアップされた台のおかげでは無い。
スーパーピスタ アルティメイト まさに究極のフロアポンプ、そして価格。
自分が知らないだけかもしれませんが、SILCA「シリカ」て久しぶりに聞きました。15年前位の雑誌にはよくPISTAやSUPER PISTAが掲載されてましたが、暫く読んでなかったからなのだろうか?
しかしイタリア製だと思ってたらいつの間にかアメリカ製になってたとは・・・
ベース台はSPD-SLシューズ等でクリートを付けている状態でも引っ掛ける事が出来る様に段差(凹み)が付いている。
口金はポンプに備え付けられたマグネットにくっついてピッタリと収まる。この口金、ステンレスなんですがくっつきます。
素材のことは詳しく知りませんが、17-4ステンレスという素材を使用しているとのことで、特性としては硬くて加工しづらく、磁性があるとのこと。
ハンドルのセンターと両端の金属部分には焼き流し鋳造のステンレスを使用、エンドにはシリカの刻印、ホースはただ赤くてお洒落ってだけでなく、インディーカーレースに使用している12000PSIに耐えうる高圧ホースなんだって。ハンドルの木部には高級ギターに使用される紫檀材を使用。オーバースペックどころの話じゃない。
ピストンロッドって大抵は同じ口径なんですが、こいつは明らかに違う。なんでもわざわざこの太さに仕上げたんだとか。
お洒落は足元からとでも言いたいのだろうか、ベース台の裏側にも刻印が。滑り止めも付いてる。
口金にはロック機構は無い。そこが不満て方にはこんなアイテムも用意されている。
「SIDE LEVER LOCKING DISC CHUCK V2」、まぁ言うなればHIRAMEの横カム。HIRAMEは真鍮製ですが、SILCAのは上記の17-4ステンレス。しかしこいつだけで他メーカーのフラッグシップモデルが買えちゃう。更にポンプとこれを合わせると¥70,000-(税抜)、こうなると本体すら買える価格になっちゃう。とは言え趣味性の高いものはお値段じゃ無いんですよね、ポルシェのPCCBなんてブレーキだけで普通の車買えちゃうわけですから・・・
フレームポンプとハンドポンプもありました。フレームポンプはφ25~60mmまで対応の模様。しかし高いなー。
厳かに木箱に入れられたレンチセットも。PB BAUMANNあたりのOEMかななんて思い聞いてみたところ、どうやら違うようだ。どこかは詳しくは聞けませんでした。
selle ITALIA(セライタリア)のサドル計測器。試に計ってみたら、僕は【L1】てやつが合う結果となりました。「これ本当に確かなものなの?」なんて意地悪な質問に「8割位の方には合うはず・・・」と苦笑いしながら答えてくれました。プラシーボ効果のようなものも働くんですかね?
セライタリア、今まではあまり取り扱っていませんでしたが、もうちょい積極的に取り扱おうかな。僕自身も今までTURBO、FLITE、FLITE KIT CARBONIOとお世話になってるしね。
selle ITALIAグループの中で、コンフォート系のサドルをラインナップするブランド「sportourer」
そして「Net」。
Netは文字通りアミアミのネット状。ポップテイストなデザインという視覚的特徴も然ることながらコイツにはもう一つ特徴がある。それは「香り」。画像では伝える事ができませんが、このサドルは不思議な香りがします。汗臭さを除去するってことなんですが、どの程度持続するかは不明且つ衣類に付着するんじゃないの?という不安も。何とも表現出来ない香りなんで、見かけたら一度嗅いでみて下さい。但し、あくまでショップで。そこらへんに留まってる自転車でそれやったら、ただのヘンタイ扱いです。
他にも以前から気になってはいるヘルメット「KASK」やプロモーションビデオを見て気になり始めた「sportful」を触りつつ終了。sportfulの解説には宮澤崇史さんがお見えになりました。「母とつかんだ夢★前人未到!日本一への挑戦」の番組を拝見しましたが、ご本人に会うのは勿論初めて。とても物静かな、落ち着いた心地よい声が印象的でした。
次の催しはサイクルモード大阪、今度はA君にイベント模様を書いてもらおう・・・
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。