ヘルメット努力義務化つながりで、KASK SINTESI

アマゾン店担当者です。

2023年4月から道路交通法63条の11改正によりヘルメットの着用努力義務化となります。

努力義務化になったからといって自転車に乗る=ヘルメットを着用していることが当たり前の光景になるなんてことは罰則化されることが無い限りは訪れないだろうとは思っていますが、中にはこれを機にヘルメットを着用しようって方もいらっしゃると期待しています。

実際のところ自転車死亡事故の約7割が頭部に致命傷を負っており、着用していない場合の致死率は着用している場合と比較すると約2.3倍も高くなっている(警視庁より引用)とのことで、着用した方が良いことは明らかなわけです。

さて、そのような中で登場したこのモデル。

とその前に、私はKASKのヘルメットユーザーです。ヴァーティゴ2,0→ヴァレグロ+モヒート3を使用しているわけですが、深く被っているという感覚が強く、質感が高いというのがKASKヘルメットに対する私の印象です。KASKはイタリアメーカーのイタリア製なので日本人の頭に合うのかという点ですが、以前OGKカブトを使用していた私からしても全く違和感がないところか、ジャパンフィットを謳うOGKカブトよりも個人的にはフィットします。フィットするか否かは同じメーカーでもシェルの形状によって変わるので、OGKだから、KASKだから間違いなくフィットするってのは無いでしょう。例えばMETのトレンタミップス3Kカーボンとトレンタミップスでは異なりますし、OGKカブトではリガス、モストロ、フレアーは合うけどレッツァ、イザナギは私にはあまり合いませんでした。KASKは昔のモヒートは少し合わなかったという記憶が残っていますが、ヴァーティゴ2.0とモヒート3とプロトーネはとても合う、ヴァレグロはそれらよりはフィット感と深く被ってる感が劣るもののそれなりに合う、といった感じです。エレメントは・・・まだ被ったことがないので分かりません。エレメントは今年中には出てくるでしょう、楽しみなモデルです。

んでこのシンテシですが、これはばっちりとフィットしました。今まで被ってきたヘルメットの中でとても深く被ってる感を覚えたのはヴァーティゴ2.0とモヒート3とプロトーネですが、このシンテシは全くひけを取りません。

そういやシンテシと言えばSINTESIバイクってどうなったんやろと調べてみたら、E-bikeのみ?で存在してるみたいですね。

かれこれ20年以上前になるでしょうか、バイクラやサイスポの記事は殆どMTBで、ダウンヒルとクロカンが多かったように記憶しています。ロードレーサーなんて10ページも割かれてなかったんじゃないでしょうか。この時はSINTESI(シンテシ―)もよく取り上げられていて、バズーカGパワーやらXウィングなんかがよく掲載されていたような。個人的にX-ゼロ DUEなんか良いよなー、確かリアサスがマルゾッキだったのでフロントにボンバーZ1入れて、クランクはレースフェースのタービンがいいななんて買えもしないものを妄想していたのが懐かしい。昔は特徴的なバイクが多かったように思います。ディスクブレーキとか規格が乱立しててややこしかったですけど。

話を戻して、「KASK SINTESI ヘルメット」を見ていきましょう。

デイリーユースからスポーツライド、オンロード、オフロードと用途を問わず、どんなシチュエーションにもマッチするシルエット。重量はMサイズで230g、Lサイズで260gと軽量。軽量でも安全認証基準のCE EN1078のクリアは勿論のこと、回転衝撃に対するヘルメットの性能を測定するKASK独自のWG11の基準も満たしており、高い安全性を誇ります。

継ぎ目が無い(シームレス)一体成型のアウターシェルはヘルメット下部もインナーシェルのEPSを包み込むように内部側に折り込まれており、これは転倒時にシェルの継ぎ目からヘルメットが破断することを防ぐ、エッジ部分のインナーシェルの露出が無いことから接触時にEPSフォームの欠けを防ぐ、転倒時にシェルの継ぎ目からヘルメットが破断することを防ぐといった機能面も然ることながら、洗練されたルックスにも一役買っています。

後部に備わった大型の反射テープは夜間走行時の被視認性を高め、後方からの安全に寄与しています。

フィットシステムは新開発のERGO FIT調整システム。

KASKってEPSフォームも綺麗。

JCF公認モデルなので、レースでの使用も可能。

チンストラップについてはカタログ情報がありませんが、ナイロンストラップとなります。初回入荷便ではエコレザーチンストラップも混ざっていますが、サイズ/カラーによって法則性があるわけではなく、生産ロッド(恐らくファーストロッドのみ?)に依るのでしょう。現在入荷しているものについてはエコレザーチンストラップのものもありますが、ゆくゆくは全てナイロンストラップに切り替わっていくと聞いています。

安全性、快適性、そしてスタイルが高次元でバランスされた汎用性の高いヘルメット、それがこのKASKのシンテシです。お値段は税込み上代¥14,850-と決してお求めやすい価格帯とは言えませんが、ヘルメットの使用期限目安となる「使用開始から3年」で考えると1日あたり14円弱(毎日乗ればですけど)なわけで、これでいざという時の安全に繋がると思うと決して高いものではないと思うわけですが如何でしょうか?

ジテンシャデポの通販では現在楽天店のみで出品しております。

マルチパーパスなヘルメットをお考えの方は是非ともご検討下さいませ。