ERGON（エルゴン）グリップのサイズ表記(ＳとＬ)について

アマゾン店担当者です。

ERGON（エルゴン）社のグリップサイズ表記（ＳとＬ）につき、「これは何のサイズやねん？」とお問い合わせをちょくちょくいただきます。
結論から申し上げると、これは長さの違いではなく、グリップそのものの太さ（周長）の違いとなります。

対象としたのはコンフォート系グリップでショートバーエンド付き、ロング/ロングのGP2。因みにこのGP2であれば本当は全部で6種類あります。

左：ロング/右：ロング
左：ロング/右：ショート
左：ショート/右：ショート
※これらにそれぞれＳとＬサイズがあり、計6種類

ロングとショートの違いはこんな感じ。トリガーシフトの方はロングを、グリップシフトの方はショートを、ってことです。つまり左右共にトリガーシフト（もしくはフロントシングルで右側がトリガーシフト）やシフターの無い自転車ならばロング/ロングを、フロントシングルで右側がグリップシフトならばロング/ショートを、左右共にグリップシフトであればショート/ショートをお選びいただく事が目安となるわけです。

さて、ＳとＬの違いです。まずはノギスで測ってみました。

Ｓサイズ

Ｌサイズ

続いて紐を巻いて周長を測ってみたり。

Ｓサイズ。紐でぐるっと巻いてみる。

黒ペンでマーキング。

続いてＬサイズ。同じように紐で巻いて・・・

赤ペンでマーキング。

周長は約1cm程の差。

では実際に握ってみます。

手首の皺から中指の先端まで18cm強の手で・・・

まずはＳを握ってみる。

こんな感じ。私自身ERGONのGS2のＳサイズを使用しているので、特に違和感は無し。

続いてＬサイズ。

これも取り立てて違和感は無し。厚手のグローブを装着していたらちょっと握りづらいかもしれない？でもまぁ、正直どっちでも良いと感じたレベル。
じゃあサイズなんて意味ないんじゃねーのってことになりそうですが、スタッフのなかで一番手の小さそうな女性に試してもらうと結構な違いが。

まずはＳサイズ。

こんな感じで普通に握れてます。

続いてＬサイズ。

親指の置き場所に困ってました。ぶ厚過ぎてちょっと握りづらいなーと感想を漏らす。

因みに事務員さんの手の大きさは同じ方法で計測して約16cmでした。