サーモボトルを試してみる

アマゾン店担当者です。

クマ蝉やアブラ蝉の鳴き声にミンミン蝉、ツクツクボウシが混じるようになり、夜は秋の虫の音も聞こえるようになってきましたが、まだまだ残暑厳しい毎日が続いています。これからは涼しくなっていくわけで今更感はありますが、サーモボトルの保温力を試してみたので紹介したいと思います。

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対象はCAMELBAK(キャメルバック)のポディウムチルポディウムアイス、ELITE(エリート)のICEBERG(アイスバーグ)とNANOGELITE(ナノゲリート)、B.freeのステンレスサーモボトル クール&ホット500E
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今回はあくまで温度変化を試すだけ。氷115gと冷蔵庫で冷やしていたミネラルウォーター400mlずつを均等に入れました。計測開始の室内温度は29℃、8時間計測。同条件下での計測なので、相対的な比較として参考になるんじゃないかと。

【1時間後】
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キャメルバック ボディウムチル。4.1℃
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エリート アイスバーグ。3.0℃
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キャメルバック ポディウムアイス。3.8℃
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エリート ナノゲリート。2.8℃
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B.free 500E。1.7℃
※1時間後の段階では全てのボトルに氷が残っていました。しかし氷が残ってるのに温度が異なるのは何でやろ?

【2時間後】
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ポディウムチル。9.0℃
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アイスバーグ。7.0℃
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ポディウムアイス。3.9℃
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ナノゲリート。4.2℃
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500E。1.4℃
※ポディウムチルとアイスバーグから氷が消えました。

【3時間後】
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ポディウムチル:14.7℃/アイスバーグ:12.8℃/ポディウムアイス:6.7℃/ナノゲリート:7.3℃/500E:1.4℃
※500E以外から氷が消えました

【4時間後】
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ポディウムチル:18.5℃/アイスバーグ:16.9℃/ポディウムアイス:11.0℃/ナノゲリート:11.3℃/500E:1.4℃

【5時間後】
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ポディウムチル:21.2℃/アイスバーグ:19.7℃/ポディウムアイス:14.5℃/ナノゲリート:14.7℃/500E:1.5℃

【6時間後】
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ポディウムチル:23.2℃/アイスバーグ:21.5℃/ポディウムアイス:17.0℃/ナノゲリート:17.1℃/500E:1.7℃

【8時間後】
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ポディウムチル:25.9℃/アイスバーグ:24.6℃/ポディウムアイス:21.5℃/ナノゲリート:21.5℃/500E:4.3℃
※500Eから氷が消えてました。

8時間での計測はこんな感じでした。
これだけ見ると500Eが圧倒的じゃねーかって感じになりそうですが、保冷力だけがボトルの全てとは言えません。500Eは言うなれば魔法瓶なので保冷力が優れてるのは当たり前とも言えますし、重量が重い、乗りながらは飲みづらいといったデメリットもあるわけです。使用環境や氷の入れ具合といった状況によって変わりますが、極短いサイクリングであればノーマルボトルでも十分ですし、2時間位であればアイスバーグやポディウムチルで十分でしょう。キャメルバックならばボディが柔らかく、ボディを押すと中身が出て戻すと中身が零れなくなるといった優れた機能もありますし、ゆったりまったりと走って疲れたら止まって休む方であれば保冷・保温に優れた500Eが魅力的に映るかもしれません。
たかがボトル1つかも知れませんが、参考になれば幸いです。

最近新アイテムも増えてきたので、同日の夜に弊社倉庫にてライトの比較画像を撮影しました。これはまた後日アップします。
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一例・・・上:オウルアイ ハイラックス30/下:MOON X-POWER1800

そのうちテールライトも試したいと思ってます。